昔 3本のチルドレンツリーの下に町がそれぞれ有りました。


この3つの町はとても仲がよく場所は離れていましたが1つの国として成り立っていてとても幸せな国でした。












だがそう長く幸せは続きませんでした……。











1つの町の長がこの世界を自分のものにしようと世界の真ん中にあるマザーツリーを狙って兵士を送り込んだのです。



マザーツリーは、とても強い力を秘めていて、どんな願いでもかなえてくれるという噂がありました。


それを知ったほかの国々もマザーツリーに兵士送り込んで、それが全世界を巻き込んだマザーツリー対戦になったのです。



だがマザーツリーには誰も近ずけなかっった…。


マザーツリーには番人がいたのです


番人は、戦争が始まったときだけ現れ戦争が終わるのと同時に消えるのでした。





そんな戦争が続いているある時でした。





























プロローグ






夜 一人の兵士が戦争に疲れて脱走しようとした時 月夜にたたずむ少女を見つけました。
兵士は戦場に少女がいることを不思議に思って名を尋ねました。


「お嬢さんお名前は?」

「カル」

いい名前だね と兵士が言うと少女が質問してきました。

「おじさんは、戦争が好きなのか?」

いいや と言いながら顔を横に振った。
少女やっとこっちを向いた。
だが暗くて少女の顔は判別できませんでした。

少女は、悲しそうな顔をしてまた質問をしました。
「じゃあ何で戦争をする?」

「おじさんには、故郷に大切な家族が待っているんだよ」

「じゃあなんで 戦場なんかに来たんだ?」

「家族が人質にとられてるんだ。戦場に行くのを嫌がったやつは全員家族を人質に取られているんだ」
だからしょうがなく と、兵士は言いました。

「おじさん 何で脱走するんだ家族の人が人質に取られてるんだろ」

           ―――見捨てるのか… 


「違う!!今から脱走すれば明日の朝がたに町に付く そしてすぐに妻と娘を助けてあんな町から出てゆくんだ!!」

「しっ 小父さん見つかるぞ」

少女の冷静な声に気がつき口を押せえて兵士は固まった。

「分かった 一番悪いのは町の長なのだな」
少女はまた顔を月に向けました。


「そいつは どこにいるんだ?」


月明かりに照らされ今まで暗くて見えなかった少女の顔が見えた。
少女の眼は血よりも赤い色をしていて 兵士は気づきました。


「(番人!!)」


少女は、「そうだ」とまるで人の心を呼んだように答えました。

「大丈夫 おじさんは殺さない だって」

いい奴だから…

そう言うと少女は兵士の近くに降りてきてきました。

「だから教えてくれ、そいつがいるところを」 
オレはこの戦争を止めたいから と少女はいいました。


兵士は考えました。
「(この子に長がいるところを教えたら戦争は終わる。だが教えたら長を裏切ることになる。
  ―――昔は、とても優しい人だった)」

だが…  ――兵士が下を向き強く手を握ると


「一番豪華なテントに長がいる」
警備は、とても厚いぞ と忠告も入れて兵士は答えた

少女は軽く会釈をして兵士に「ありがとう」といった


「おじさんにいいこと教えてあげる。ここを真っ直ぐ行くと大きな橋が在るからそれを渡ってすぐ右に行くと大きな道がある。
それに沿って行けば小父さんの町に着く」
と説明をして少女は闇に消えていった。







その次の日だった 戦争が終わったのは

3つの国の長が全員無残にも殺されて兵士たちは戦う理由がなくなり それぞれの町に帰っていきました。


こうして 1つの戦争が終わりました。


この後3つ町は、3つの国に分かれ 新しい長(国王)を決めてよりよい国を作っていきました。


たまに兵士は思い出すのでした。
血のような赤い眼をした番人のことを 

あの時闇に消える前に番人はこちらを向き 笑顔で何かを言った。




            「また会おう





と、まるで未来を見透かしたような・・・。













































――13年後




またゆっくりと歯車が動き出した









幸せな家族 







         平凡な日








                いつもの日常








                          些細な提案












ゆっくりと・・・・ ゆっくりと・・・・








動き出した歯車はもう止まらない
 






-−プロローグ終−-